ヨーロッパ最大の歌謡祭、Eurovision。

ヨーロッパ最大の歌謡祭、Eurovisionというイベントがあります。
毎年5月くらいにやっているらしい。各国で予選を勝ち抜いた1チームが国同士で競い、さらに最終決戦に出られるのは26か国のみ。狭き門ですね。

そのEurovisionの最終トーナメントが先日あり、友達の家で一緒に観てみました。
純粋に歌を楽しむだけでなく、なんだかいろいろツッコミどころがあって、予想以上におもしろかったです。


まず、投票なんですけど、結果が「え!」っていう場面がものすごく多い。
システム自体は、審査員票+視聴者票の二本立て投票。ちなみに自分の国には投票できない。 

で、この投票が、ものすごく政治的なんですよ。
要は、「好きな国」に投票する傾向が、毎年あるらしい。


今年はイギリスはBrexitでヨーロッパ全体に嫌われてる(らしい)ので、イギリス代表の曲はなかなか良かったのに、なんと最下位という結果。。
明らかにおかしい、とイギリスの司会者もブーイングしてました。イギリス代表の彼(なんとなくSam Smithに似ていた)、めげずに頑張ってほしい。


あと、"Euro" vision、というくらいだから、ヨーロッパだけかと思いきや、イスラエルとか、オーストラリア(!)とか、「ん?」っていう国も参加してる。

オーストラリアとか、地球の反対側ですけど!!なぜ参加してるのかしら。元英国植民地だから?英語圏だから?なに?(笑)


最後に、いろんな「なんじゃこりゃ」というパフォーマンス。

オーストラリア様は、歌姫的な人が出てたんですが、宙に浮かびながら、というかグルグル回りながら歌ってるんですよ。姫みたいな恰好で。
何?ディズニー?アラジン?みたいな。(笑)


あと、スロベニア。

たぶん20歳にもなってないんじゃないかという、若いカップルで出てました。
このカップル、パフォーマンスそっちのけで、相手をひたすら見つめて歌うだけ。まぁ、それ自体がパフォーマンスなんでしょうけど、スローテンポの曲を、シンガー同士で見つめながら歌われても、第三者としては「・・・どうぞお幸せに・・・」というコメントしか出てこない。



なんか私の性格の悪さが浮き彫りになってきたのでこの辺にしときます。

ちなみに、トップ3を友達と予想してたんですけど、私の予想トップ3は審査員のトップ3とピッタリ一緒だったのに、視聴者票でガラっと結果が変わってしまいました。イチオシはスウェーデンだった。

審査員と同じセンスを持ってるんだな、わたし。もう黙ります。



変な(失礼)パフォーマンスに突っ込みつつ、政治的な投票に突っ込みつつ、参加国のラインアップに突っ込みつつ、
ツッコミどころがたくさんある面白いイベントでした。来年も観よう。

ロンドンは、まだ故郷ではない

2018年からロンドンで単身赴任している 20代後半サラリーウーマンです。 住んでみたら意外とよかったロンドンでの生活、仕事、そしてワインのこと。

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