日の長さに、喜ぶ人と、嘆く人。


日がとっても長くなりました。

朝は5時くらいには日の出、夜はなんと21時くらいまで明るい。これからさらにちょっと長くなる。

日が長いと、17時に退社しても「いまから遊びに行くぞー!飲みに行くぞー!買い物行くぞー!ジム行くぞー!」と、いういろんなやる気スイッチが入り、退社後もまだまだ1日を楽しめるので、大体の人はウキウキしてます。

特にイギリスは、冬の一日が短いので(15時くらいに暗くなりはじめる)、そりゃあみんな嬉しいですね。


でも、一方で、この日の長さが辛い人たちも。

友達に何人かムスリム(イスラム教徒)がいるんですが、今はちょうどラマダン(断食)の時期なんですね。断食することで、貧困の苦しみを味わう、というもの。

期間は約1か月なんですけど、ずーっと断食というわけでなく、「日の出ている間は断食しなくてはいけない」というルール。日中は、食べることも、飲むこともできません。

日が長くなったイギリスでのラマダン。想像するだけで辛い。水も飲めないなんて。

本人たちは大体「数日したら慣れる」と言いますが、強がりにしか聞こえない。今の季節、日の短い南半球のどこかにでも行って断食してほしい。笑

この間、ムスリムの同僚の横でミカンを食べてたら、「いいにおいするね・・」と言われたので、あわてて口に全部放り込みました。今後気を付けよう、と思いました。目の毒ですみません。


しかし一方で、池上彰が言ってたけど、ラマダンの間って、意外と、普段より食費が増えてしまう家庭が多いらしい。日が落ちたらドカ食いしちゃうんでしょうね。

ムスリムのみんな、健康で、ラマダンを乗り越えてください。

ロンドンは、まだ故郷ではない

2018年からロンドンで単身赴任している 20代後半サラリーウーマンです。 住んでみたら意外とよかったロンドンでの生活、仕事、そしてワインのこと。

0コメント

  • 1000 / 1000