その高いエコ意識は、どこから。

また久々になってしまいました。

4月後半からGWに合わせて休みをもらって、アムステルダムとプラハに行ってきました。楽しかったけどその話はまた今度にします。


ヨーロッパって、エコの意識が日本より確実に高いんですよ。ロンドンでスーパーに行くと、エコバッグで買い物している人が7割、いや8割くらい。老若男女問わず、ちゃんとマイバッグを持ってきています。

日本で買い物してたとき、正直言うと私はほぼ毎回プラスチック袋を使ってしまっていて、周りの人も、ほぼそうだったと思います。今は、ロンドンの周りの人に影響されて、エコバッグを愛用するようになりました。


この、国と言うか、エリアとしての意識の違いは何なのかというと、恐らくプラスチック袋に対する「お金のチャージの仕方」にあると思います。


どういうことかというと、

ヨーロッパでは、プラスチック袋を使うとお金が取られます。イギリスだと、袋の種類によりますが、大体10ペンス。まぁ15円とかそんなもんです。

対して日本では、プラスチック袋を使っても特にお金は取られず。エコバッグを使うと、ポイントが追加でもらえたり、少し割引になったり、という仕組みですね。


結果的には、どちらの国でエコバッグを使っても「得」することになりますが、「損」をした、という意識の強さが異なる。要は、プラスチック袋を使ったことによって「あぁ、余計なお金払った」という意識が生まれやすいのは、袋自体にお金をチャージするヨーロッパ式の方。


だから、みんなエコバッグを使うんだと思います。


あと、ドイツに行ったときびっくりしたのは、ペットボトルのリサイクル方法。ドイツではペットボトルの飲み物を買うと、ボトル自体の値段も価格に含まれ、後々リサイクルに出しに行くと(ス―パーなどに回収用の機械がある)ボトルの代金が返ってくる、という仕組み。

これなら皆リサイクルするだろうし、道端にボトルが転がることも無く、一石二鳥!と感動しました。



と、書いているうちに調べていて気付きましたが、日本も2020年あたりからプラスチック袋有料化になるみたいですね。

ヨーロッパは5年くらいエコに関する考え方が進んでいるなぁ、と、日常で思うことがよくあります。



ロンドンは、まだ故郷ではない

2018年からロンドンで単身赴任している 20代後半サラリーウーマンです。 住んでみたら意外とよかったロンドンでの生活、仕事、そしてワインのこと。

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