「これを使えばイギリス人っぽい」動詞編


イギリス人っぽい挨拶について以前書きましたが、今回は動詞編です。

アメリカではあまり使わず、日本の教科書にも載ってないイギリス独特の動詞、けっこうたくさんありますよ。


Fancy

さぁ、なんでしょう。「ファンシー」ですよ。かわいいですね。

これは、「欲しい、~がしたい気がする、~に魅力を感じる」というカジュアルな動詞です。日常生活で本当によく聞きます。Wantよりは少しニュアンスが弱いです。


例えばレストランでメニューを見て迷っているとき、「ハンバーガーが食べたい気がするなぁ・・」を、「I fancy a burger...」と言ったり。疑問文で、「ビール飲む?」というとき、「Do you fancy a beer?」と聞いたり。


あとこの間Love Islandという、日本でいうテラスハウスみたいな番組では、「ナンシーが好きかも・・」というとき、「I fancy Nancy」という風に、人に対して使う場面もよくありました。

Love Islandは個人的にあまり好きでないので、1回観て終わりましたが。



Ring

単語自体は馴染みがありますね。

これは、「電話をかける」というCallと同じ意味で使う動詞になります。使い方はCallと全く同じで、「電話するね」=「I will ring you」という風に使えます。


日本でも電話をかけるとき、「携帯鳴らすね」と言うようなRingと似た表現をすることがありますね。



Be pissed 

これはアメリカでもよく使う言い方ではありますが、アメリカでは多くの場合「怒っている」という表現で使います。「彼すごく怒ってる」が、「He is pissed out」という風な言い方になります。


これが、イギリスだと大半の場合「酔っぱらった」という意味で使われます。「みんな酔っぱらってるように見えるね」というとき、「We all look so pissed..」という風に使います。

両方の意味を知らないと、混乱するので要注意ですね。


わたしはアメリカで使う「怒っている」の方しか知らなかったので、みんなで楽しく飲んでいるときに「They are pissed!」(彼ら酔っぱらってるね!)と言われたのを(彼ら怒ってるね!)と勘違いしてびっくりしたことがありました。



主語+have got ~

まぁ動詞というか、言い回しですが。「~を持っている・手に入れた」という意味で本当に良く使う表現です。「I've got a pen」(ペン持ってるよ)と言ったり。

疑問文でもよく使われ、「Have you got a response yet?」(もう返事来た?)みたいに使います。オフィスでもけっこう聞きますね。



これらの動詞がスッと出るようになると、イギリスっぽさ満開です。お試しください。

ロンドンは、まだ故郷ではない

2018年からロンドンで単身赴任している 20代後半サラリーウーマンです。 住んでみたら意外とよかったロンドンでの生活、仕事、そしてワインのこと。

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