2ヶ月で見つけたイギリス英語とアメリカ英語の違い

私は1年弱だけですがアメリカにいたので、発音や言い回しがアメリカン(かぶれ)です。だからって特にアメリカ英語が好きなわけではないですが。


ロンドンに来た当初は、イギリス英語の発音の聞き取りにとっても苦労しました。本当に分からないんです。一旦一つのアクセントに慣れてしまうと、なかなか異なるアクセントに馴染みにくいのは、なんでなんでしょうか。



さて、渡英からちょうど2ヶ月経ち、イギリス英語の発音にもようやく慣れてきました。

発音と同時に、イギリス特有の表現などもわかってきたので、これまでの調査結果をまとめてみます。

発音/アクセント
とにもかくにも”R”の発音がちがう。
極端にいうと、発音しない。

Rは、アメリカ英語だと思いっきり舌を丸めてこもった感じで発音するのに比べ、なんとイギリスは発音しないことが多い。この違いは大きいです。

例えばWater。イギリス人がやる気ない感じで言うと、「ォァ」みたいになります。ほんとに。
子音はどこに???みたいな。

これが長い会話の中で続くと、聞き取りが難しいんだな…。


あとは、文章/単語のアクセントが前方に来ることが多いです。

Perfumeとかわかりやすいです。
アメリカ:パーフュウム
イギリス:パーフュウム


一つのセンテンスを喋るときも、疑問文でなんであれ、イギリスは語尾が下がる傾向にあります。
あまりにも語尾があがらないので、
なに?今質問した???ってなる…。

とても特徴的なので、「イギリス英語っぽく」喋りたいなら、このアクセントから取っ掛かるのが一番手っ取り早いと思います。


単語
モノの呼び方や、形容詞の言い回しの違い。
ちなみにこれらの形容詞はほぼスラングなので、フォーマルな場では使いません。

Dodgy:怪しい、信用ならない(米:Sketchy、かしら)
Posh:高級な、貴族育ちの(米:Classy)
Cheeky:生意気な、セクシーな
Daft:気が狂った、ばかな(米:Crazy)
Trauser:ズボン(米:Pants)
Rubbish :ゴミ(米:Trash)
Rubber:消しゴム(米:Eraser)
Lift:エレベーター(米:Elevator)

皮肉が大好きなイギリス人は、Posh(高級な)を皮肉を込めて使うことも多いです。歴史ある階級社会を匂わせる単語ですね。

あとは、Rubbish(ゴミ)は、日常で「ゴミみたいな」というニュアンスで使われるのをよく見ます。
「なんだよこの資料!ゴミかよ!」みたいな。あーこわ。

言い回し
いちばん耳につくのは、「だよね?」とか「じゃないよね?」という念押しになる、語尾につける疑問文。

It’s your bag, isn’t it? (あんたの鞄やんなぁ?)

これホントーによく使います。
イギリス発音はうつらないけど、この言い回しは時々使うようになった。

アメリカだと、語尾でRight?って言うのと似てるかな。Right?の方が少し強い感じがするけど。

あとは、時間の言い方。
2時10分のことを、10 passed two、とか言ったりします。なんか中学校くらいで習ったような、そうでないような…。


まだまだ調査中なので、また第二弾を書くかましれません。



ロンドンは、まだ故郷ではない

2018年からロンドンで単身赴任している 20代後半サラリーウーマンです。 住んでみたら意外とよかったロンドンでの生活、仕事、そしてワインのこと。

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