Sorryで済むなら警察はいらないかどうか



日本人は謝りすぎ、海外の人はそんなに謝らない。


って、誰かに言われたことありませんか?



イギリスに来る前も、同じようなことを周りから言われました。

要は、先に謝った方が悪者になるので、むやみにソーリーは言わないと。




というわけで、現地の人が謝っているかどうかを調査してみました。



1か月あまりの調査の結果、シチュエーション別で違うことが分かりました。

①日常生活と、②職場。



①日常生活では、みんな謝ります。

よくあるケースは、道端でぶつかったときですが、早押しクイズか!?というスピードで皆謝ります。男女年齢関わらず、ソーリー!とすぐ言います。


話が逸れるけど、こちらでは歩きスマホしている人がほとんどおらず、

ぶつかって舌打ちするようなイライラした人もいないので、ロンドンはとても散歩しやすいです。



②職場

これはですね、①と真逆で、一切謝りません。

同僚同士の小さな話の中ならたまに見かけますが、それ以外は全くないです。


上司に責められたり、取引先といざこざになったり、というシチュエーションでは

ほぼ謝らない。



たぶん、「謝らない」の根本には、自分の職を守る・会社を守る、という意識があるんだろうと思います。

日本なら、とりあえず謝って、どっちが悪いか・責任を持つかは、これまでの「お付き合い」で決めましょうよ~っていうの良く見ますよね。それが無いんだろうな。



私は日本の職場では割とすぐに謝ってとりあえずその場を収めていたけど(特になんで怒られているのかよくわからないとき(笑))

こちらで仕事をするときは、Sorryの出番はもうちょっと考えようと思ったのでした。





ロンドンは、まだ故郷ではない

2018年からロンドンで単身赴任している 20代後半サラリーウーマンです。 住んでみたら意外とよかったロンドンでの生活、仕事、そしてワインのこと。

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